印鑑の実現!
「やさしさ」を捨てる気には、一度もなったことがありません。
今思うと、「やさしさ」は、自分そのものであるので、自分を捨てることはできなかったのだとわかります。
せっかく今まで続けてこれましたので、この人生という舞台では、「やさしさ」を貫いて承ようかと思っています。
君が差し出す「この指とまれ」の人差し指は何ですか?それが何であれ、自信を持って真っ直ぐ上に空高く、指を差し出してくださいのです。
中心テーマを「感動」とし、演劇の世界で提供側はどのようにして観客の感動を生み出していくのかをヒントに、その視点とノウハウをビジネスに応用したも私が前著3冊で紹介した「ドラマティックマーケティング」の概念を簡単にまとめると、次のようになります。
です。
人の心に灯を灯すことを通じて商売を繁盛させるやり方に、私は「ドラマティックマーケティング」という名前をつけました。
実際に以前勤めていた会社で実践し、検証しながら、大きな効果を上げた手法、アーティストの仕事の基準は、お客様が感動したのかどうか。
お客様が感動すれば、また来てくれて、友達をいっぱい連れてきてくれて口コミをしてくれる究極のリピート商売である。
・顧客満足とは、期待通りの実感を提供したときに起きるお客様の感情である。
・期待以下の実感を提供すると、「不満」、「怒り」という感情が生まれる。
・期待を超える実感を提供すると、「感動」、「感激」、「感謝」の感情の三冠王の世界が始まる。
期待と実感のギャップによって6段階の感情が生まれる。
怒り←不満←満足←感動←感激←感謝商品やサービスの提供基準が満足あたりで止まっているのはもったいない。
・人を感動させる能力を「感動力」と呼ぶ。
・戦争用語の代わりに感動用語で顧客と感動を共有しよう。
・心で書くシナリオ、魅力を引き出す演出、実践する演技力が、高いハフォーマンスを生承出す。
・何が何でも最後をハッピーエンドにするのがプロの仕事。
この名台詞は、仕事で知り合ったオーストリアのトップセールスマンの言葉なのですが、聴いた瞬間に演劇で学んだ表現力にすべての答えがあることが直感でわかったのです。
当時自分が所属していた会社で、その仮説を思いきり検証させてもらい、結果として驚異的な業績回復に貢献することができました。
そして出版の話が来たときに、処女作の帯に、検証できた最初の仮説を表現する言葉「感動は設計できる」という言葉を入れたところ、読者の方々から大変な「私の仕事はお客様に商品の素晴らしさが伝わったときフィニッシュする」私はまず初めに、次のような仮説を立てました。
建築家が建物を設計するときに、クライアントが言葉にできなかったイメージに実際の形を与えていくように、商売という営承を通じて、提供側がお客様の感動というハッピーエンドシーンを設計することは可能なのではないか?反響がありました。
それは大きく分けて2つの反応でした。
一つは、「すごくいい言葉をいただきました。
目からうろこです。
感動を設計できるというところに勇気をいただきました」というもの。
もう一つは、「感動は作為的に設計するものではない!」という反発。
たぶん、中身をよく読まずに、感情を操作するテクニックだと思ったのでしよ私は演劇の舞台に立っていましたから、役者が観客の感情を操作するのではなく、自分の技・芸・魅力を磨ききって、観客の心を動かす仕事をやっていました。
そこに作為的なテクニックは入る余地がありません。
観客は、提供側が思っている以上に作為的な演出テクニックを見抜くのです。
お客さんが感動するのは、リアリティのある演技をライブな空間で目の前で共有したときなのです。
実際泣きそうになるほど、役者の本気の演技というのは、理屈を超えて心の琴線に触れてくるのです。
なかなか伝わりにくいのを承知の上で使ってふたのですが、多くの読者の方々の仕事の基準を上げる役に立ったようです。
感動を設計するという言葉には、厳しい観客の目を知った上で最高の作品をつくるという決意と、限りない情熱と、稽古の汗と、プロのプライドが詰まってい秋田県のむつ承造園の佐々木社長は、私がまだ無名の頃から講演に呼んでいただくなど、大変お世話になっている方です。
「木を植えることは、未来を信じること」という年賀状の言葉が、今でも記憶に残っています。
そのご縁で、広島の造園協会の方から招待を受けて講演をしたときに、参加した村尾好昭さんという方から日本庭園のデザイン言語に「場と間と辺」というものがあると教えていただきました。
国営公園の責任者をしておられるとても博識でユニークな方でした。
「場と間と辺」その言葉を聞いた瞬間、何か心に引っかかるものがありましたので、意味を聞いてみたところ、次のようなお返事をいただきました。
そのいずれかが欠けても日本庭園は、美しくもなく機能もしないのです。
こうしたことを理解して、美しい庭園をつくることのできる良い庭師になるためには、良い庭師のもとで、自由にそのデザイン言語を使いこなすための修業をしなくてはなりません。
あたかも、庭造りの技も俳優の演技と通じるところがある様です。
人が住む環境をより美しくして、その機能を十分に果たすためにいろいろなデザインの手法が導入されています。
たとえば、私たちが目にする日本庭園は美しい。
それは、その長い作業の歴史の中で、庭園のデザイン言語Ⅱ「場」「間」「辺」の3つの要素を見つけだしたからだと言われております。
その3つの要素を簡単に述べますと、「場」とは、人が留まる所、「間」とは、庭を構成している物の間隔、「辺」とは、士と水との関わりと解釈できます。
この情報から得たインスピレーションを、ビジネスに応用できる「感動誘発の設計図」として編集したものを紹介しておきます。
沖縄に、万座ビーチホテルというリゾートホテルがあります。
滞在したときに、万座という言葉の由来を教えていただきました。
場とは、ビジネスにおいては、舞台、ステージのことです。
「場」が創り出す空気は、体験さえ変える力を持っています。
コンビニで買ったおにぎりを、残業しているオフィスで食べる味と、青空の下の公園で食べる場合の味は、同じおにぎりでもまったく違うものだということは多くの人が経験していることです。
言うまでもなく、たくさんの人が集まる魅力的な「場」を創りあげることは、ビジネスにおいてとても重要なことです。
誰でも、案内内容と体験が違う場所は、二度と行きたくなくなります。
「万座」とは、「あまりにも美しい景色に見惚れ、万人が思わず座ってしまうほどの場所」という意味があるのだそうです。
万人が座する場所。
この言葉に相応しいエメラルドグリーンの海が目の前に広がる素敵なホテルです。
人が思わず留まりたくなるほどの魅力的な場所を設計するためには、このようにその場所が持つとっておきの物語を探し出し、場所の記憶と同調させることです。
「真善美」とは?また来たくなる場所とはどういう要素があるのか?「溜まり場」になるほど居心地がいい場所にあるのは、「真善美」という要素で広告と現実が嘘偽りなく「真」であること。
東京ディズニーリゾートやリッツ・カールトン・ホテル、BMWの営業マンなどは、この一貫性が高いレベルで保たれている実例の一つです。
あくまで「魔法使い」であり、常に「紳士淑女」であり、誰よりも「駆け抜ける喜び」を知っているのです。
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